※この日記を読む前に前回の日記を読むことを強く薦めます※
最近、前回書いた瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが活躍を始めたらしい。
Vintageで。
まずは下記のレシピを見てほしい。
そしてデッキの感想とどのように動くか、何故そのカードが入っているのかを自分なりに考察してもらいたい。
Maindeck[60]
Creature [8]
1 荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
4 闇の腹心Dark/Confidant
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
Instant [14]
1 吸血の教示者/Vampiric Tutor
1 Ancestral Recall
4 Force of Will
1 渦巻く知識/Brainstorm
3 Mana Drain
1 神秘の教示者/Mystical Tutor
3 呪文貫き/Spell Pierce
Sorcery [8]
3 思考囲い/Thoughtseize
1 Demonic Tutor
1 修繕/Tinker
1 伝国の玉璽Imperial Seal
1 Time Walk
1 ヨーグモスの意志Yawgmoth’s Will
Artifact [11]
1 Mana Crypt
1 通電式キー/Voltaic Key
1 Mox Sapphire
1 Mox Emerald
1 太陽の指輪/Sol Ring
1 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Time Vault
1 Black Lotus
1 Mox Ruby
Planeswalker [3]
3 精神を刻むもの、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
Land [16]
1 島/Island
2 汚染された三角州/Polluted Delta
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 Volcanic Island
4 Underground Sea
1 トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
sideboard[15]
4 狼狽の嵐/Flusterstorm
1 暗黒波/Darkblast
4 赤霊波/Red Elemental Blast
3 根絶/Extirpate
3 紅蓮地獄/Pyroclasm
このレシピをどう読み取っただろうか?
以下は個人的な感想。読者の意見と違うことも多々あるに違いない。
デッキに対する感想なんて正解も不正解もない。だから、これから述べる意見が絶対なんてことはない。間違ってることもある。
このことは頭に入れておいてほしい。
デッキを見る限り、Bob Gush/Tezzeret’s Vaultを改造したものらしい。
Tezzeret’s VaultにBob Gushのキーカードである闇の腹心/Dark Confidantを入れ、その上、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを追加したと考えられるし、もしくはBob Gushのストームを削り(Gushをなくす)そのスペースに瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと追加の精神を刻むもの、ジェイス/Jace,the Minde Scluptorを入れたとも取れる。
どっちのデッキがアーキタイプかは製作者に聞いてみなければわからない。
印象としてはかなりコントロール寄りのデッキになっている。
むしろ、コントロール寄りになってなかったら異常なのだが。(理由は前回の日記参照)
理由??
Snapcaster Controlってコントロールって名前に入ってるからだろ!!
なんて言ってはいけない。
そのように感じた根拠はメインからMana Drain、呪文貫き/Spell Pierceを多数(特にMana Drain)搭載し、土地が16枚と比較的多めであることだ。
呪文貫き/Spell Pierce×3はともかく、昨今のVintageで青いデッキといえどMana Drainを3枚も搭載しているデッキは少ない。いや、少なかった。
もちろん、搭載しているデッキもあった。
Vintageでは俗に言う「確定カウンター」は非常に少ない。
強いて言うならForce of Willくらいだ。
なぜならば、呪文貫き/Spell Pierce等の呪文でも相手にマナに余裕がないことが多く、大概は「確定カウンター」であり、十分だったからだ。
むしろ、(青)であったため非常に唱え易い。
このことはマナに余裕が出る後半戦に持ち込むデッキが少ないことを意味する。
※ちなみに、そのようなデッキでも互いに妨害をして長期戦になることは少なくない。
しかし、デッキコンセプトはなるべく早めに決着をつけることであり、そのコンセプトに合うのは呪文貫き/Spell Pierceなので、グダった時に呪文貫き/Spell Pierceが手札にあるのを
見て「構築がなってない!」とはならない。この場合、呪文貫き/Spell Pierceが有効なマナ基盤のうちに勝利しきれなかっただけである。(そうなるのは避けたいが・・・)
呪文貫き/Spell Pierceは後半戦においても有効な場合はあるが、信頼度はガクンと落ちる。
→例えば、後半のAncestral Recallは元が1マナの呪文であるため、無色コスト②増やしたところで、3マナであり相手は可能なら喜んでマナを払うに違いない。
それに加え、無色=Moxや太陽の指輪/Sol Ring(以降Solo Moxen)とMana Cryptで支払える。この点が非常に重要!!
つまり、長期戦になって相手がSolo Moxenを多数展開してきた場合、通したい呪文をマナを浮かせて唱えるだけで呪文貫き/Spell Pierceは紙同然となる。
役立つと言えばForce of Willのピッチコストになったりブラフになるくらいだろうか。
トップ勝負になればなおさらで、あまり引きたくないカードになる。
Mana Drainはどうだろう?
実はこのカード、非常に瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと相性の良いカードである。
まずはMana Drain自体について考えてみよう。
Mana Drain (青)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに(X)を加える。Xはその呪文の点数で見たマナ・コストの点数である。
効果は有名な呪文な方ではないだろうか?
この呪文のポイントは3つ
①(青)(青)が必要
②確定カウンター
③場合によってはマナ加速にもなり得る
Mana Drain①の要素により、高速デッキ相手には向いていない。
しかし、前述の通り後半戦ではマナ基盤が安定ため②の要素が活かされ、非常に強力な呪文となる。
③はおまけだ。しかし、このおまけがあるのとないのでは全然違う。
ところで前回の日記で瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを活用されるためには、「質的・量的に十分なマナ基盤が必要である=比較的マナ基盤がそろう低速環境」が必要であることはわかっていただけたと思う。
このデッキはマナ基盤が整う後半戦を意識したからこそ瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが入っているのであり、その後半戦で役立つMana Drainを搭載しているのだ。
つまり、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを使う=マナ基盤が整った状態での呪文の打ち合いが増える→確定カウンターであるMana Drainが活きる
という仕組みだ。
また、Mana Drainが唱えられ、通った場合は次のターンに瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが通れば、ほぼ確実にアドバンテージを確保できることを意味する。
説明すると、
まず、Mana Drainが唱えられた時には
Ⅰ、Mana Drainの前にはいくらかの呪文を唱えている場合が多い。後半なら尚更。
Ⅱ、Mana Drainを唱えられるということは(青)(青)が確実に出せる状態である。
以上のようなシチュエーションであることが多い。
ここで、相手の2マナ呪文を打ち消したとしよう。
次のターンに使えるマナは最低でも(2)(青)(青)。
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを唱えるので、利用できるマナは(1)(青)+α
このデッキの場合、もしUnderground Seaがあるなら墓地にある、Force of Willを除くすべてのインスタント及びソーサリーの呪文をフラッシュバックで唱えることが可能である。
これは、ダブルシンボルのカードがこのデッキにおいてMana DrainとForce of Will以外入っていない(インスタント・ソーサリー限定)からこそ出来る芸当であり、おそらくそれを見越して軽く、シングルシンボルの強力なインスタント・ソーサリーを入れているのであろう。
もし1マナ余分に出るなら修繕/Tinker→荒廃鋼の巨像/Brightsteel Clossusで逆襲したり出来るし、一マナも出なくてもAncestral RecallやTime Walkが墓地にあるればまずアドバンテージを稼ぐことが出来る。
Force of Willを打ち消した日には・・・・・
後半戦にこだわるのでは呪文貫き/Spell Pierceいらないじゃん。いっそMana Drainを4枚いいじゃん。あと、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageとか精神を刻むもの、ジェイス/Jace,the Mind Scloptor増やせば。という意見もあるかもしれない。
ここまで後半戦に持ち込むことでこのデッキが活きてくることばかりを強調したが、そのためには前半に予想される相手の熾烈なプレイを何とかして裁く必要がある。
そのためには呪文貫き/Spell Pierceが必要不可欠だ。いくら後半使いにくくなると言っても、それまで生き延びるのには必要なのだ。
一応、カウンターの応酬になった時には頼りになるし・・・・・
思考囲い/Thoughtseizeも相手のキーカードを抜くことで速度を落としてくれる。
呪文貫き/Spell Pierceは非常に優秀な呪文で、序盤の殆どの呪文をはじくことが出来る。
クリーチャー以外は。
つまり、このデッキは呪文貫き/Spell Pierceが効かないクリーチャーを高速で展開されるには非常にもろいということになる。
対処できるカードがメインデッキではForce of Willと思考囲い/Thoughtseizeしかない。
また、序盤にカウンターの打ち合いがあまり出来ず、Mana Drainは重いためカウンター合戦にも弱い。
後半にならないと複数カウンターを打てないので、高速コンボデッキも苦手だろう。(手札破壊→コンボスタートでアウト)
どうしよう・・・・
そこで、サイドボード。
紅蓮地獄/Pyroclasm3枚
暗黒波/Drak Blast1枚
Oh......
Fuck’in Creatures!! Damn it!
(理由は省略)
狼狽の嵐/Flusterstorm4枚、赤霊波/Red Elemental Blast4枚、根絶/Extirpate3枚
I hate Combo Decks!!
まあ、妥当だわな(笑)
他にもいろいろあるが、このあたりで。
デッキ一つで非常にたくさんの議論が出来る。他の環境も出来るが、Vintage環境のデッキは中でも特に議論の幅が広く、レシピを見ても面白いと思う。
Vintageの魅力の一つだと思う。
最近、前回書いた瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが活躍を始めたらしい。
Vintageで。
まずは下記のレシピを見てほしい。
そしてデッキの感想とどのように動くか、何故そのカードが入っているのかを自分なりに考察してもらいたい。
Maindeck[60]
Creature [8]
1 荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
4 闇の腹心Dark/Confidant
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
Instant [14]
1 吸血の教示者/Vampiric Tutor
1 Ancestral Recall
4 Force of Will
1 渦巻く知識/Brainstorm
3 Mana Drain
1 神秘の教示者/Mystical Tutor
3 呪文貫き/Spell Pierce
Sorcery [8]
3 思考囲い/Thoughtseize
1 Demonic Tutor
1 修繕/Tinker
1 伝国の玉璽Imperial Seal
1 Time Walk
1 ヨーグモスの意志Yawgmoth’s Will
Artifact [11]
1 Mana Crypt
1 通電式キー/Voltaic Key
1 Mox Sapphire
1 Mox Emerald
1 太陽の指輪/Sol Ring
1 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Time Vault
1 Black Lotus
1 Mox Ruby
Planeswalker [3]
3 精神を刻むもの、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
Land [16]
1 島/Island
2 汚染された三角州/Polluted Delta
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 Volcanic Island
4 Underground Sea
1 トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
sideboard[15]
4 狼狽の嵐/Flusterstorm
1 暗黒波/Darkblast
4 赤霊波/Red Elemental Blast
3 根絶/Extirpate
3 紅蓮地獄/Pyroclasm
このレシピをどう読み取っただろうか?
以下は個人的な感想。読者の意見と違うことも多々あるに違いない。
デッキに対する感想なんて正解も不正解もない。だから、これから述べる意見が絶対なんてことはない。間違ってることもある。
このことは頭に入れておいてほしい。
デッキを見る限り、Bob Gush/Tezzeret’s Vaultを改造したものらしい。
Tezzeret’s VaultにBob Gushのキーカードである闇の腹心/Dark Confidantを入れ、その上、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを追加したと考えられるし、もしくはBob Gushのストームを削り(Gushをなくす)そのスペースに瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと追加の精神を刻むもの、ジェイス/Jace,the Minde Scluptorを入れたとも取れる。
どっちのデッキがアーキタイプかは製作者に聞いてみなければわからない。
印象としてはかなりコントロール寄りのデッキになっている。
むしろ、コントロール寄りになってなかったら異常なのだが。(理由は前回の日記参照)
理由??
Snapcaster Controlってコントロールって名前に入ってるからだろ!!
なんて言ってはいけない。
そのように感じた根拠はメインからMana Drain、呪文貫き/Spell Pierceを多数(特にMana Drain)搭載し、土地が16枚と比較的多めであることだ。
呪文貫き/Spell Pierce×3はともかく、昨今のVintageで青いデッキといえどMana Drainを3枚も搭載しているデッキは少ない。いや、少なかった。
もちろん、搭載しているデッキもあった。
Vintageでは俗に言う「確定カウンター」は非常に少ない。
強いて言うならForce of Willくらいだ。
なぜならば、呪文貫き/Spell Pierce等の呪文でも相手にマナに余裕がないことが多く、大概は「確定カウンター」であり、十分だったからだ。
むしろ、(青)であったため非常に唱え易い。
このことはマナに余裕が出る後半戦に持ち込むデッキが少ないことを意味する。
※ちなみに、そのようなデッキでも互いに妨害をして長期戦になることは少なくない。
しかし、デッキコンセプトはなるべく早めに決着をつけることであり、そのコンセプトに合うのは呪文貫き/Spell Pierceなので、グダった時に呪文貫き/Spell Pierceが手札にあるのを
見て「構築がなってない!」とはならない。この場合、呪文貫き/Spell Pierceが有効なマナ基盤のうちに勝利しきれなかっただけである。(そうなるのは避けたいが・・・)
呪文貫き/Spell Pierceは後半戦においても有効な場合はあるが、信頼度はガクンと落ちる。
→例えば、後半のAncestral Recallは元が1マナの呪文であるため、無色コスト②増やしたところで、3マナであり相手は可能なら喜んでマナを払うに違いない。
それに加え、無色=Moxや太陽の指輪/Sol Ring(以降Solo Moxen)とMana Cryptで支払える。この点が非常に重要!!
つまり、長期戦になって相手がSolo Moxenを多数展開してきた場合、通したい呪文をマナを浮かせて唱えるだけで呪文貫き/Spell Pierceは紙同然となる。
役立つと言えばForce of Willのピッチコストになったりブラフになるくらいだろうか。
トップ勝負になればなおさらで、あまり引きたくないカードになる。
Mana Drainはどうだろう?
実はこのカード、非常に瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageと相性の良いカードである。
まずはMana Drain自体について考えてみよう。
Mana Drain (青)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに(X)を加える。Xはその呪文の点数で見たマナ・コストの点数である。
効果は有名な呪文な方ではないだろうか?
この呪文のポイントは3つ
①(青)(青)が必要
②確定カウンター
③場合によってはマナ加速にもなり得る
Mana Drain①の要素により、高速デッキ相手には向いていない。
しかし、前述の通り後半戦ではマナ基盤が安定ため②の要素が活かされ、非常に強力な呪文となる。
③はおまけだ。しかし、このおまけがあるのとないのでは全然違う。
ところで前回の日記で瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを活用されるためには、「質的・量的に十分なマナ基盤が必要である=比較的マナ基盤がそろう低速環境」が必要であることはわかっていただけたと思う。
このデッキはマナ基盤が整う後半戦を意識したからこそ瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが入っているのであり、その後半戦で役立つMana Drainを搭載しているのだ。
つまり、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを使う=マナ基盤が整った状態での呪文の打ち合いが増える→確定カウンターであるMana Drainが活きる
という仕組みだ。
また、Mana Drainが唱えられ、通った場合は次のターンに瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが通れば、ほぼ確実にアドバンテージを確保できることを意味する。
説明すると、
まず、Mana Drainが唱えられた時には
Ⅰ、Mana Drainの前にはいくらかの呪文を唱えている場合が多い。後半なら尚更。
Ⅱ、Mana Drainを唱えられるということは(青)(青)が確実に出せる状態である。
以上のようなシチュエーションであることが多い。
ここで、相手の2マナ呪文を打ち消したとしよう。
次のターンに使えるマナは最低でも(2)(青)(青)。
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageを唱えるので、利用できるマナは(1)(青)+α
このデッキの場合、もしUnderground Seaがあるなら墓地にある、Force of Willを除くすべてのインスタント及びソーサリーの呪文をフラッシュバックで唱えることが可能である。
これは、ダブルシンボルのカードがこのデッキにおいてMana DrainとForce of Will以外入っていない(インスタント・ソーサリー限定)からこそ出来る芸当であり、おそらくそれを見越して軽く、シングルシンボルの強力なインスタント・ソーサリーを入れているのであろう。
もし1マナ余分に出るなら修繕/Tinker→荒廃鋼の巨像/Brightsteel Clossusで逆襲したり出来るし、一マナも出なくてもAncestral RecallやTime Walkが墓地にあるればまずアドバンテージを稼ぐことが出来る。
Force of Willを打ち消した日には・・・・・
後半戦にこだわるのでは呪文貫き/Spell Pierceいらないじゃん。いっそMana Drainを4枚いいじゃん。あと、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageとか精神を刻むもの、ジェイス/Jace,the Mind Scloptor増やせば。という意見もあるかもしれない。
ここまで後半戦に持ち込むことでこのデッキが活きてくることばかりを強調したが、そのためには前半に予想される相手の熾烈なプレイを何とかして裁く必要がある。
そのためには呪文貫き/Spell Pierceが必要不可欠だ。いくら後半使いにくくなると言っても、それまで生き延びるのには必要なのだ。
一応、カウンターの応酬になった時には頼りになるし・・・・・
思考囲い/Thoughtseizeも相手のキーカードを抜くことで速度を落としてくれる。
呪文貫き/Spell Pierceは非常に優秀な呪文で、序盤の殆どの呪文をはじくことが出来る。
クリーチャー以外は。
つまり、このデッキは呪文貫き/Spell Pierceが効かないクリーチャーを高速で展開されるには非常にもろいということになる。
対処できるカードがメインデッキではForce of Willと思考囲い/Thoughtseizeしかない。
また、序盤にカウンターの打ち合いがあまり出来ず、Mana Drainは重いためカウンター合戦にも弱い。
後半にならないと複数カウンターを打てないので、高速コンボデッキも苦手だろう。(手札破壊→コンボスタートでアウト)
どうしよう・・・・
そこで、サイドボード。
紅蓮地獄/Pyroclasm3枚
暗黒波/Drak Blast1枚
Oh......
Fuck’in Creatures!! Damn it!
(理由は省略)
狼狽の嵐/Flusterstorm4枚、赤霊波/Red Elemental Blast4枚、根絶/Extirpate3枚
I hate Combo Decks!!
まあ、妥当だわな(笑)
他にもいろいろあるが、このあたりで。
デッキ一つで非常にたくさんの議論が出来る。他の環境も出来るが、Vintage環境のデッキは中でも特に議論の幅が広く、レシピを見ても面白いと思う。
Vintageの魅力の一つだと思う。
コメント
アーティファクト破壊を一枚も取ってないのが以外だけど、そういうもん??
ちなみにVintageだとアーティファクト破壊はそんなに積まれない傾向にはあるかな。
でも、もちろん積まれることもあって、MUDがトップメタに来た時は古の遺恨/Ancient Grudgeやら鋳塊かじり/Ingot Chewerが積まれることはあったよ。
ちなみに紅蓮地獄/PyroclasmはDredge対策にもなるよ。