Vintageからの逆輸入カード第二段。

Repeal / 撤廃 (X)(青)
インスタント
点数で見たマナ・コストがXである、土地ではないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
カードを1枚引く。

ギルドパクトのコモンカード。
非常に融通性の高いカードである。

最近登場した変身カードは点数で見たマナコストが0なので、このカードならX=0つまり、(青)で唱えられる。
しかも、1ドロー。
トークンに対しても効果は大きい。
Hexmage Depthのマリッドレイジトークンにも対応可能。
《Time Vault》に対応して唱え時間稼ぎをして、逆転できたこともあった。
序盤は前述のようにトークンの除去や《Force of Will》のピッチコストとしても使える。
Legacy環境の場合、マーフォークデッキにとって《石鍛冶の神秘家/Stornforge Mystic》からの《殴打頭蓋/Batterskull》に対する最高の回答と言ってもよいだろう。
実際、採用されていた。

しかし、その真価はMoxと組み合わせたときに発揮されると言ってもいいかもしれない。
《Mox Sapphaire》を対象に唱えれば、手札の損失なしに実質0マナ&ストームカウントを2つ増やせる。
《Mana Crypt》や《Mana Vault/魔力の櫃》を戻せば1ドロー&マナ加速&ストーム+2と意味がわからない。
→この場合、(青)は失われる。

このギミックを利用したストームデッキも存在し、Repeal Tendrilsと呼ばれることもしばしば。
こういった他の環境ではあまり使われないコモンカード活躍できるのもVintageの面白みのひとつだと思う。

変身カードが多くなるようであれば、今後活躍する機会が増えるかもしれない。

コメント

タミネタ@スキジリの人
2011年11月19日22:20

押してる時は強いけど押されてる時は弱いよな~
Hive mindとかHigh tideなら1ターンこらえて返しでggって出来るけど。

MUD/STAX
2011年11月19日23:42

バウンス系は結局相手のテンポを遅らせることしかできないからね・・・
まあ、これからの活躍に期待ってところかな。
クローシスよかったじゃん。

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