以前日記に書いた《呪文嵌め/Spellsnare》であるが、(http://battlecruiser.diarynote.jp/201110192330509836/
やはりというべきか、じわじわとその価値を上げているように見える。
最近行われてた世界選手権のアメリカーチームでは4枚メインから採用されていた。

今のレガシーで2マナを使わないデッキは存在しないと言って良い。
そして、デッキの中核をなすキーカードや強力なカードが2マナなのだ。

具体的にはクリーチャーで言えば《石鍛冶の神秘家/Stornforge Mystic》、《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》、《闇の腹心/Dark Confidant》そして《タルモゴイフ/Tarmogoif》・・・・
ソーサリーなら《Hymn to Tourach》とか・・・
強力な装備品である《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》も止まる。
他にもたくさんあると思う。

このカードの強みは(青)で唱えられること。
序盤に《Force of Will》を使わなくても強力な呪文を(青)で凌げるのは非常に強い。
《目くらまし/Daze》と違い、土地を展開できるため《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》との相性は抜群であり、《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》でフラッシュバックを付けても(青)という、非常に相性が良いカードである。
《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》自体もカウンターできる上、《石鍛冶の神秘家/Stornforge Mystic》も潰せるため、ミラーマッチにも強い。
先のアメリカーチームでの採用はミラーマッチまで見越した上での4枚採用だったとも考えられる。
あくまで予測の範囲であるが。


今の環境に最もマッチしているカウンター、それは《呪文嵌め/Spellsnare》なのかもしれない。



話は変わるが、アメリカーチームのデッキリストを眺めていた際、《世界のるつぼ/Crucible of World》も1枚刺しされていた。
このカードも以前(http://battlecruiser.diarynote.jp/?day=20111030)日記で書いたが、土地版《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》に近い働きをする。
《世界のるつぼ/Crucible of World》と《不毛の大地/Waste Land》はそろえば強力でゲームが決まることもある。
普通にフェッチランドと使うことで土地を伸ばすことも強い。
→これは《瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage》にとって非常に大切だ。
また、《変わり谷/Mutavault》も採用していた。これはいわば不死身のチャンプブロッカーにもなりえる。

上記のクリーチャーや《世界のるつぼ/Crucible of World》といったカードの採用を見るに、現在のレガシーは完全にアドバンテージ至高主義なのではないだろうか?

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