《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
2011年11月22日 Mtg考察 コメント (2)ちょっと紹介。
個人的には最高の1マナクリーチャーの一つに入ると思っている。(自分が大会で使って勝ったとかの思い出補正が大きい)
最悪の1マナクリーチャーと呼ぶ人もいるが。(主に出された方)
能力は
Goblin Welder / ゴブリンの溶接工 (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)
(T):プレイヤー1人がコントロールするアーティファクト1つと、そのプレイヤーの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。両方の対象がこの能力の解決時に適正である場合、そのプレイヤーはそのアーティファクトを生け贄に捧げると同時にそのアーティファクト・カードを戦場に戻す。
1/1
能力の特性上、墓地に置かれるアーティファクトならばどんなものでも出せる。
ちなみに、最速1ターン目に出すことすら可能。
相手にも向けて起動できることが素晴らしい。
以上の特徴により、VintageではStaxをはじめとするWorkshop系のデッキで大活躍をした。
最近はMUDの方が主流なので見かけなくなったが・・・・
今回はもう少し掘り下げて見ようと思う。
このクリーチャーに関しては話しても話足りないがちょっとだけ。
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》が他のリアニメイトと違うのは対象を「入れ替える」ことである。
これにより、以下のような長所が生まれる
①CIP、PIG能力共に誘発する
②墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能
上記の特徴がこのクリーチャーの強さを支えている。
具体例を上げながら解説する。
①CIP、PIG能力共に誘発する
→対象となるのは《写し身人形/Duplicant》、《隔離するタイタン/Sundering Titan》、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》がVintageでは良く使われていた。他にも、《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》でも十分強い。
《写し身人形/Duplicant》は除去になる。②「墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能」という点からも再利用し、相手のクリーチャーを除去し続けることができる。
《隔離するタイタン/Sundering Titan》はこんなものが出たり入ったりしたらどうなるか想像が付くだろう。開始数ターンにやられたら投了ものである。基本地形とDual Landsはひとつも残るまい。
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》は最近再録されているので解説は不要だと思う。
《世界のるつぼ/Crucible of Worle》で《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を毎ターンプレイできれば、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》をクリーチャー化して能力を起動することで、場のアーティファクトが増える。
②墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能
→これが強い!
自分にとって都合の悪いアーティファクトをいつでも処分することを可能にする。
2体入れば、自分のターンは墓地に置いておいて、ターンエンドに戻すことで《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》などを相手のみ作用させることができる。
それ以外にも、《煙突/Smokestack》で煤カウンターをリセットしたり、《絡みつく鉄線/Tangle Wire》を毎回持ってきたりと非常に起用。
《Time Vault》によるコンボも阻止できたり、タップ状態になった《魔力の櫃/Mana Vault》を一回墓地に落として再び釣ることでマナ加速にしたり。
打ち消しも、実質無効化。
ひとつでもアーティファクトを場に出せれば良いのだ。打ち消されても墓地から取り除かれない限りは交換することで場に出せる。
少しマニアックな話題になるが(有名なので知っている人は知っていると思います)
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》と《銀のゴーレム、カーン/Karn,Silver Golemn》が揃うと相手の場か墓地に一枚でもMoxenがあれば対戦相手のアーティファクトは全滅する。
具体的には
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》で墓地に落としたいアーティファクトとMoxを交換→《銀のゴーレム、カーン/Karn,Silver Golemn》の能力でMoxenをクリーチャー化→Moxは0/0クリーチャーになり、墓地へ
といった具合だ。
《姥の仮面/Uba Mask》と組み合わせれば、相手が都合の悪いカードを引いたときに《姥の仮面/Uba Mask》を墓地に落とすことにより、インスタント以外プレイできなくなる。このギミックを搭載したのがUba Stax。このデッキは更に、《Bazaar of Baghdad》を使用しているので、効果的にアーティファクトを墓地に落とすことが可能。
加えて手札が0枚の時、場に《姥の仮面/Uba Mask》がある状態で《Bazaar of Baghdad》を起動すると2ドローが《姥の仮面/Uba Mask》で置換されて手札から取り除かれる→3枚捨てる時には手札にないので無視。
つまり、実質2枚ドローとなる。
よく見かける《修繕/Tinker》による一撃必殺コンボは持ってくるアーティファクトが被覆や呪禁持ちでなければほぼ100%無効化できる。
他にも、使い方は工夫しだいで膨大な数になるだろう。
長くなったのでこの辺で。
コントロールが勢力を伸ばした昨今、再び陽の光が当たるかもしれない。
個人的には最高の1マナクリーチャーの一つに入ると思っている。(自分が大会で使って勝ったとかの思い出補正が大きい)
最悪の1マナクリーチャーと呼ぶ人もいるが。(主に出された方)
能力は
Goblin Welder / ゴブリンの溶接工 (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)
(T):プレイヤー1人がコントロールするアーティファクト1つと、そのプレイヤーの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。両方の対象がこの能力の解決時に適正である場合、そのプレイヤーはそのアーティファクトを生け贄に捧げると同時にそのアーティファクト・カードを戦場に戻す。
1/1
能力の特性上、墓地に置かれるアーティファクトならばどんなものでも出せる。
ちなみに、最速1ターン目に出すことすら可能。
相手にも向けて起動できることが素晴らしい。
以上の特徴により、VintageではStaxをはじめとするWorkshop系のデッキで大活躍をした。
最近はMUDの方が主流なので見かけなくなったが・・・・
今回はもう少し掘り下げて見ようと思う。
このクリーチャーに関しては話しても話足りないがちょっとだけ。
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》が他のリアニメイトと違うのは対象を「入れ替える」ことである。
これにより、以下のような長所が生まれる
①CIP、PIG能力共に誘発する
②墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能
上記の特徴がこのクリーチャーの強さを支えている。
具体例を上げながら解説する。
①CIP、PIG能力共に誘発する
→対象となるのは《写し身人形/Duplicant》、《隔離するタイタン/Sundering Titan》、《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》がVintageでは良く使われていた。他にも、《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》でも十分強い。
《写し身人形/Duplicant》は除去になる。②「墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能」という点からも再利用し、相手のクリーチャーを除去し続けることができる。
《隔離するタイタン/Sundering Titan》はこんなものが出たり入ったりしたらどうなるか想像が付くだろう。開始数ターンにやられたら投了ものである。基本地形とDual Landsはひとつも残るまい。
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》は最近再録されているので解説は不要だと思う。
《世界のるつぼ/Crucible of Worle》で《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を毎ターンプレイできれば、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》をクリーチャー化して能力を起動することで、場のアーティファクトが増える。
②墓地に落としたものを再び釣り上げたり、その逆も可能
→これが強い!
自分にとって都合の悪いアーティファクトをいつでも処分することを可能にする。
2体入れば、自分のターンは墓地に置いておいて、ターンエンドに戻すことで《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》などを相手のみ作用させることができる。
それ以外にも、《煙突/Smokestack》で煤カウンターをリセットしたり、《絡みつく鉄線/Tangle Wire》を毎回持ってきたりと非常に起用。
《Time Vault》によるコンボも阻止できたり、タップ状態になった《魔力の櫃/Mana Vault》を一回墓地に落として再び釣ることでマナ加速にしたり。
打ち消しも、実質無効化。
ひとつでもアーティファクトを場に出せれば良いのだ。打ち消されても墓地から取り除かれない限りは交換することで場に出せる。
少しマニアックな話題になるが(有名なので知っている人は知っていると思います)
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》と《銀のゴーレム、カーン/Karn,Silver Golemn》が揃うと相手の場か墓地に一枚でもMoxenがあれば対戦相手のアーティファクトは全滅する。
具体的には
《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》で墓地に落としたいアーティファクトとMoxを交換→《銀のゴーレム、カーン/Karn,Silver Golemn》の能力でMoxenをクリーチャー化→Moxは0/0クリーチャーになり、墓地へ
といった具合だ。
《姥の仮面/Uba Mask》と組み合わせれば、相手が都合の悪いカードを引いたときに《姥の仮面/Uba Mask》を墓地に落とすことにより、インスタント以外プレイできなくなる。このギミックを搭載したのがUba Stax。このデッキは更に、《Bazaar of Baghdad》を使用しているので、効果的にアーティファクトを墓地に落とすことが可能。
加えて手札が0枚の時、場に《姥の仮面/Uba Mask》がある状態で《Bazaar of Baghdad》を起動すると2ドローが《姥の仮面/Uba Mask》で置換されて手札から取り除かれる→3枚捨てる時には手札にないので無視。
つまり、実質2枚ドローとなる。
よく見かける《修繕/Tinker》による一撃必殺コンボは持ってくるアーティファクトが被覆や呪禁持ちでなければほぼ100%無効化できる。
他にも、使い方は工夫しだいで膨大な数になるだろう。
長くなったのでこの辺で。
コントロールが勢力を伸ばした昨今、再び陽の光が当たるかもしれない。
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