《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の参入についていろんなことが言われているみたいですね。

自分も前回書いたが、DredgeやOath系が辛くなるのは、あくまで《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》が場に出る機会が多い=「メインから3〜4枚積まれるようになった環境」の話で、そうでない場合はあまり変わらないと思う。
ただ単純に今までの墓地対策を《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》に入れ替えるのなら、Dredgeにとってはサイドプランの変更も何も無いだろう。
Dredge側にとって問題になるのは、「墓地対策カードの絶対数が増える」ことであり、効果が変わることはそこまで大きな問題ではない。
勿論、インスタントで同じ効果のものが出たら変わるが、同じアーティファクトである限りサイドボードも同じだろう。
むしろ、破壊したあとに自由に動ける点では《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》を始めとするリムーブ系の方が良い。
これはケースバイケースだろう。

繰り返すが、「メインから積まれる」という状況にならなければ、Dredgeに対しての影響は少ない。
Oath系も、サイドボードが変わるだけとなるかもしれない。
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の効果を考えればOath系が受けるサイドボートの影響はDredgeよりも大きそうだ。
しかし、考えてみればOath系に対する有効なカードが今まで無さすぎたのかもしれない。
それに引き換え、近年のOath系デッキが得たものは大きい。
→《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》に代表される優秀クリーチャーだ。
また、《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》は対策が全く出来ないカードでは無い。
少し構成を変えればなんとか通用すると思う。
まぁ、《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を利用したメタデッキには弱くなるが。


「《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》がサイドボード要員である限り、Dredgeにはさほど影響は与えない」と言えるだろう。
効果が強力であるのは分かっているつもりであるし、勿論、何も影響を与えないということはありえないと思うが。

コメント

タミネタ@スキジリの人
2012年1月18日19:48

どんなデッキでも積めて、幅広い相手に有効なナイスサイドカード。
そういう意味では真髄の針なんかが近いか。

当時mtgやってなかったから分かんないけど、針が出た時もこれぐらい騒がれたのかな??

ゆーさん
ゆーさん
2012年1月18日23:28

思っていたことがそのまま書かれていたのでリンクさせて頂きました。

サイドインされる枚数自体が変わらなければ、どうということはないですよねー。

MUD/STAX
2012年1月19日13:37

>>ターミネーター
悪いけど、レガシーのことはよく覚えてない・・・
針の時はVintageでワールドゴージャーが流行っていた頃だったから、これで《Bazaar of Baghdad》止めれば!→自分の《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》も止められてしまう!! Fu○k!!!
みたいな感じで悶えてた記憶が・・・

>>ゆーさん さん
コメントどうもです!
同じアーティファクトですしねぇ。
Dredge側の「対策に対する対策」も変わるほどものではないと思います。
こちらからもリンクさせていただいてよろしいでしょうか??

ゆーさん
ゆーさん
2012年1月19日20:21

リンク大歓迎でございます。よろしくお願いいたします。

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