Bomberman@Vintage②

2012年1月21日 Vintage
Bombermanがここにきて台頭してきた理由。
それは二つあると個人的には考えている。
(正確には、一つ)

①Snapcaster Controlの台頭
②①に伴う、MUDの衰退

以上の二つだ。
②が①に起因するため、まとめれば①のみと捉えられるが、①と②に分けたほうが説明・解釈共にしやすいと個人的に判断したので分けさせて頂く。

まず、②について。
順番が逆になるのはご容赦を。

Bombermanの勝ち方には二つある。
ビードダウンとコンボだ。
それは前回の日記で述べたと思う。
BombermanがMUDと戦う場合、どうしてもビードダウン側にシフトすることが多くなってしまう。
これは、MUDが比較的多くの追加マナを要求するアーティファクトを搭載している傾向が強いためだ。

Bombermanのコンボはコンボパーツが1マナでも増えると成立しない。
従って、MUDに対してコンボルートを取れるときは非常に限られる。
→勿論、不可能ではないし、出来る場合もある。
何より、《粗石の魔道士/Trinket Mage》からのサーチの恩恵を得ることが難しく、場合によっては無効化されてしまうのが痛い。

ビードダウンに関して。
MUDに対して何が問題なのか?
前回の日記でクリーチャーを紹介したが、これらのパワーが2であることが非常に問題となる。
そう、《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》を止められない。
相打ちならまだいいが、一方的に倒されてしまう。
→この点に際し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》搭載のタイプはいくらか優れいていると言える。

VintageにおけるMUD戦でのポイントの一つは、如何に1対1交換を連発するかだ。
1対2なら尚良い。
逆を言えば、2対1交換を繰り返すようなら負けは確実だ。
そして、Bombermanには、それが出来ないことが多い。特に、メインにおいては。
サイドボードは話が変わる。
しかし、メインが取れないことには辛いだろう。

以上のような事から、BombermanはMUDに対して決して有利とは言えず、MUDが多い環境ではなかなか上位に出ることができなかったのだろう。

①の理由に関しては次回。

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