Grafdigger’s Cage / 墓掘りの檻 (1)
アーティファクト
クリーチャー・カードは墓地やライブラリーから戦場に出ることができない。
プレイヤーは墓地やライブラリーにあるカードを唱えられない。
ご存知、闇の隆盛で登場した強烈な墓地・ライブラリーからのクリーチャー対策。
VintageにおいてDredgeに対してはメインで積まれない限りは今まで通りということは以前書いた。
(http://battlecruiser.diarynote.jp/201201181903472002/)
おそらく、Legacyでも似たようなものだろう。
それでも、Dredgeが・・・ということはよく耳にする。
確かにそうなるかもしれない。
しかし、もし《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》一枚でDredgeが衰退するような環境であれば、墓地やライブラリーから直接クリーチャーを出すカードが解禁されていいのでは無いだろうか。
具体的には《ドルイドの誓い/Oath of Druids》や《復讐蔦/Vengevine》型《適者生存/Survival of the Fittest》等。
→解禁したら、環境を席巻してまた禁止されても全く不思議ではないカード達だが・・・
だが、試験的に解除する可能性も無いわけではない!(←重要)
Dredgeがダメになったとしても、これらのカードは解禁すべきではないのか?
もし、解禁すべきでないとしたら、上記の挙げたような強力カードが禁止されている理由は、単に対策カードが無いということだけが理由では無いということになる。
勝てる(=強い)デッキが登場するたびに、そのデッキを想定してデッキを組まなければならないのはある意味必然とも言えるかもしれない。
そして、往々にしてあるのがそのデッキに対して有効なカードを入れることだ。
強いデッキに対し、対策カードを沢山詰め込むことが良い構築なのだろうか。
サイドボードが対策カードだらけになっていないだろうか。
もし、サイドボードが対策カードだけになっているとしたら、それは《ドルイドの誓い/Oath of Druids》や《適者生存/Survival of the Fittest》の強さを「対策カードの無さ」にあると言っていることにならないだろうか?
プレイングも含めた「サイドボーディング」ではないのか?
「特定の強力なカードに対する対策カードを積めばいい」。そうすれば勝てる。
これで構築がまかり通るような環境・プレイング・構築で良いのかは個人的に甚だ疑問がある。
しかし、こういったことも大切で、結果を出しているのも事実。
それか、もしかしたらWotCは《ドルイドの誓い/Oath of Druids》といった強力カードを解禁したいのだろうか・・・
一応集めておくか・・・
コメント
オースは2ターン目にでて3ターン目に人を殺すカードですね。
どちらにせよ実質2キルなんですよね。
前回はお世話になりました。
ありがとうございました。
個人的には、Domedomeさんの仰るキルターンに加えて、安定していることが何よりも問題だと思っています。Domedomeさんの書いた動きがほぼ「カード一枚で」、高い再現性をもって早いターンに完成してしまうことが問題だと思います。
やはり、最速キルターンよりも、平均キルターンが高いデッキは危険ですね。
ちなみにOathの場合はDragonタイプで無い限りは、Legacyにおいて基礎ターンは4ターンだと個人的には判断しております。
オースは安定性に加えてクリーチャー戦を否定するのが問題。
生物主体の現代マジックに反してるww
成る程~
確かにそうかもしれませんね。
個人的な意見ですが、Vintageでやっている感覚ですとOathはそこまでクリーチャーデッキに対して優位に戦える訳では無いと思っています。
レガシーの場合、完璧に回って2ターン目に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》設置→4ターン目に殴る訳ですが、捲れ方によって、《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》なんかは除去される危険があります。
又、初手に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》無い場合、耐える必要があり、今のZoo相手に数ターン耐えられるかは微妙かと。
比較的強力そうなのがSneak Showとのハイブリッドですが、Sneak Showがレガシーを席巻していない現状を見ると、昔ほど絶対的なアンチクリーチャーデッキとして君臨することは難しいと思ってまいす。
しかし、ギミック自体が非常に強力であるので仰ることも一理あると思いますよ!