昨日の《束の間の開口Temporal Aperture》のついでにメインのみでDredgeとBob Gushでやってみることに。
ちょうど10回やって結果は
Dredge 8-2 Bob Gush。
平均2ターンで決まっていた。
→2回だけ3ターンかかったマッチもある。
尚、キープ基準は相手が不明のときを想定した。

以前からやって分かっていたものの、(自分の)Bob GushでDredgeに勝つためには以下の二つのルートを最優先すべきであると再認識した。
①Vault Key
②《修繕》→《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Clossus》強襲
正直言って、このようなプレイはあまり好きではないが、勝ちに行くなら上記二つの手段を選択すべきだ。
ストームはまず間に合わない。
勿論、良いハンドなら不可能では無いが。

実際、勝った2セットは上記の二つだった。
ちなみに、②は相手の捲れ方が悪かっただけで、普通の捲れ方だったら負けていただろう。
VintageのDredgeに対して、メインからは2ターン目に《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Clossus》を出しても間に合わないことが少なくはない。

Dredgeに対してはサイドボード後が勝負になるが、サイド後も《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Clossus》はそこまで信用は出来ない。
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》でバウンスされるとGG。
実際にあるVintageの大きな大会ではバウンスされ、勝負がつく場面もあった。
それでも、勝てる《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Clossus》は常に選択肢に置いておくべきだろう。

Dredgeは対策カードを入れれば有利になるという声も耳にする。
しかし、上手く扱われたDredgeはそれらを尽くすり抜ける。
サイドボードが対策カードに対する対策カードで埋まるデッキなんて、Magic:the Gatheringの中でもそうそう無い。
対策カードを入れて、初めて勝負になると言っても過言ではない位だ。
Dredge側からすると、単発の《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》などはDredgeを遅らせるだけであり、根本的な解決には成り得ない。
→無論、複数枚あったりする場合は別。

余談だが、「Dredgeは手札破壊に強い」ということをどこかで聞いた気がするが、そんなことはない。
確かにManaless型だったら《思考囲い/Thoughtseize》や《強迫/Duress》はそこまで効かないが、最近主流のDredgeには相当効く。
これはLegacyでも同じだ。
《Hymn to Tourach》のような無作為手札破壊なんかはそれだけで動けなくなることもある。

Dredgeにとって最も問題となるのは、「発掘ができなくなる=ドロー手段の枯渇」であり、それらを無くすことはDredgeの速度を落とし、勝率が上がることに繋がる。

一回プレイしてみると、Dredgeの面白さや奥深さがわかると思う。

コメント

コア:ANTレベル9
2012年2月15日20:19

バザール使ったマナレスフリゴは楽しいですよね☆ヴィンテージ一本目ほぼ最強デッキだと個人的に思ってます

MUD/STAX
2012年2月16日0:30

>>コアさん
メインからでは相手の妨害を受けても安定して2~3ターンキルをできるデッキですからね。
特に先行の場合は相手が妨害できるマナを確保できないうちにゲームが終了することも多々あります。
Manaless型はどうしてもサイド後が脆くなってしまうので衰退してしまったようです。

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