Gush Control@Vintage
2012年3月3日 Vintage コメント (3)Gush / 噴出 (4)(青)
インスタント
あなたは、噴出のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。
久しぶりにVintageを出来る人が集まったので総当たり戦をやることに。
いつも各地に散らばってしまっているので、滅多にはできないが・・・
そこで印象に残ったデッキについて書こうと思う。
《噴出/Gush》と聞くと、Vintageではストーム等のコンボデッキのお供としてのイメージが強いと思う。
自分自身、そういったイメージがある。
→Gush Storm(Bob Gush)がよく使用するデッキの内の一つ、ということもあるだろう。
場合によっては、そのカードパワーはかの《Ancestral Recall》さえも凌駕し得る。
→尤も《Ancestral Recall》に軍配が上がる場合が多いのも事実だが。
単独で使用する場合でも、《噴出/Gush》は0マナの2ドロー呪文として使える点で非常に強力だ。
その代替コストの性質上、《Library of Alexandria》とも相性が良い。
《噴出/Gush》については機会があれば書こうと思う。
ここで本題。
上記のようにコンボ要員として使用される機会が多い《噴出/Gush》であったが、数年前からControlにも搭載が試みられてきた。
→Gush Controlは《Mystic Remora》を使用すると「Remora Gush」呼ばれることも。
《噴出/Gush》の強さの一つに《Fastbond》と組み合わせた爆発力があるが、Gush Controlはそういった特徴よりも《噴出/Gush》そのものを純粋なドローカードとして採用していることが多い。
→勿論、《Fastbond》も搭載され一気に場を構築することも可能である。
又、元来は緑を含むデッキであったため、《タルモゴイフ/Tarmogoif》や《三角エイの捕食者/Trygon Predator》をアタッカーとして組み込めるのも長所だ。
このような構築の場合、クロックパーミッション的な動きになることもある。
そして、このデッキの特徴は《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》の採用率の低さにある。
0枚でも決して珍しくない。
これは個人的な意見で、以前の日記にも書いたが、Gush Stormに《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》は合わない。
そして、いくら《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》が強力であろうとそのディスシナジーは無視できない。
→中には両方搭載しているデッキもある。
実際にやったとき、Snapcaster Controlが《Ancestral Recall》を《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》経由で二発唱えたが、Gush Control側も《Mystic Remora》と《噴出/Gush》で対抗した。
《Ancestral Recall》2発というハンドアドバンテージ獲得に対抗する術など、殆ど考えられないが、《噴出/Gush》はそれをやってのけた。
この時に勝利したのはGush Stormだった。
プレイヤーの引き(=運)に依存するので、どちらが強力とは言えないと思う。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》は確かに強力だ。
しかし、青いコントロールデッキ≠《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》の搭載だ。
そのことを今回のGush Controlは示してくれたように思う。
コメント
たとえ勝ちに直結するプレイ(ストームで決めに行くとか)でなくとも、ある一瞬だけ行動を多く取れればコントロールとしても有利になる場合もあるし、そういう面で有効なんだろうな。
そしてシュンショウよりボブの方が圧倒的に強い気がする。まあ素人の考えだけど。
そうですね~
時間が合えば是非行きましょう!
>>ターミネーター
素人ではないでしょ(笑)
少なくとも、Gush系には《闇の腹心/Dark Confidant》の方が向いていると思うね。それでも、入るデッキには入るという・・・