先日、ターミネーター(ニックネーム)とシールド戦をやった。
その時感じたことが、シールド戦において最も重要な要素の一つは相手のデッキの把握である、ということだ。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

まさにその言葉が示す通りだと思う。
シールドならではの「運」の要素が非常に大きいことも忘れてはならないだろう。
ちなみに、その日は5パックで緑白デッキを作ったのだが、こちらのパックが凄まじく、

《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》
をはじめ、
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
《セラの天使/Serra Angel》
《平和な心/Pacifism》×2
等、通常では考えられないデッキが出来てしまっていた。
→《大蜘蛛/Giant Spider》×2もあったり、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》と《マナリス/Manalith》でマナ加速も出来ていた。しかも、《棍棒トロール/Cudgel Troll》×2と最早意味不明。勿論、装備品で強化します。

隣で見ていたコアさん曰く「弱いカードが無い」

それでも最後は一本取られたが、やはりカードパワーがものを言う環境であることは間違いないだろう。
→勿論、使いこなす技量も必要だが、それだけではどうにもならないことが多々ある。

今回のようなことは、シールド戦をやる以上、避けられない。
そして、強力なパワーカード満載のデッキに勝つためには「相手のデッキを知ること」が必要不可欠だ。
特に、まんまと取られた最後の勝負はこちらの引き具合もあったが、相手のこちらが使用するデッキ理解による構築とプレイによるところが大きい。

シールド戦に限ったことではないが、第一戦目で直ちに投了してしまう人を見かけることがある。
自分の手札やキーカードをバラしたくない、時間が少ない、などの理由もあるかもしれない。
しかし、特にシールド戦においてはキーカードはプレイしなければ良いし、時間の短縮等の利益と相手の情報を天秤にかけた場合、相手の情報を得ることが重要になるのではないだろうか?
→手札破壊で見られるときもあるので、完全に正しいと言うわけではない

相手のデッキを知るためには、あくまで「敗北までの行動ターン数を稼ぐ」ことが重要であり、「プレイ時間を稼ぐ」ことではない。後者は妨害と取られても仕方あるまい。

負け戦は何も得られない試合ではない。
次の試合に活用できるなら、尚更だ。
→トーナメントの時は、次に当たりそうな相手の試合を観察したりすることもかなり有益な情報源となる。

ドラフトやシールド戦ではプレイングやデッキ構築、(ピックの方法)の重要性が叫ばれている。
言うまでもなく、勝つためにこれらは必要だろう。
しかし、相手のデッキを知ろうとする姿勢がシールド戦やドラフトで非常に大きな要素であることも忘れてはならないのではないだろうか?

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