《魂の洞窟/Cavern of Souls》に対する感想
2012年5月5日 Mtg考察 コメント (6)Cavern of Souls / 魂の洞窟
土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない。
当初、自分は普通に無色マナが出ることを知らずどうしてここまで騒がれるのかに苦しんでしまった・・・
クリーチャータイプが揃っているデッキなら強力無比な土地であるだろう。
しかも、無色マナが出るので腐らない。
確かに強力なカードだ。
だが、自分としては「そこまで騒がれるカード」であるとは思えない。
「青い奇跡」こと《時間の熟達/Temporal Mastery》よりは期待できると思っているが。
何故、そのように感じてしまうのか?
自分がやっている環境がLegacyやVintageというのも影響があるのかもしれない。
「環境」の他にも、《魂の洞窟/Cavern of Souls》の世間一般の評価に対して納得できない理由がある。
ただ単に「すごいカード」と言われているだけで、どのように使われれば強いのかが明確でないような気がするのだ。
この土地が必要なデッキということは、
「シングルシンボルの非クリーチャー呪文」と「多色クリーチャー」のデッキであり、更に「クリーチャータイプが揃っている」というデッキになる。そして、打ち消し耐性だ。
繰り返しになるが、羅列すると、
「シングルシンボルの非クリーチャー呪文」
「多色クリーチャー」
「クリーチャータイプが揃っている」
+α(打ち消し耐性)
こんなデッキあるか?
と聞かれると自分は自信をもって答えられるデッキは非常に少ない。
エルフ?
色は緑で殆ど揃っているようなものだし・・・
ゴブリン?
確かにアリだが、多くの場合はDual Landsで十分な場合が多い。
上に挙げたデッキにあったら強いが、なくても事足りると思う。
そして、《魂の洞窟/Cavern of Souls》をいれた場合のメリットだけでなく、デメリットも考えなくてはならないだろう。
エルフなら《垣間見る自然/Glimpse of Nature》をバックアップできないし、ゴブリンの場合は《巣穴の運命支配/Warren Weirding》のキャストや《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》のサイクリングをする際の色マナを支払えない。
これらは結構な痛手だ。
Merverickってそもそもクリーチャータイプ揃っていたのか?
「人間」指定なら《ルーンの母/Mother of Runes 》、《貴族の教主/Noble Hierarch 》そして《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary 》が該当するが、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary 》との相性を考えると、普通に《平地/Plane》や《森/Forest》の方が良いのではないだろうか?
自分が知らないだけかもしれないが、どうしても既存のデッキに対してはDual Landsの方がいい場合が多いように思えてならない。
むしろ、入れるスペースあるのか?
と言いたくなってきてしまう。
(スタンなどは知りません)
最近、新セットが発売される度にこういったカードが出てくる機会が多くなってきたように感じた。
自分で考え、行動することは自分で生きていくための基本的な事柄であると思う。
だが、他人の情報から判断が必要であったり、参考にしなくてはならない場合もある。
それでも、自分で考えることは必要なのではないだろうか?
周りの意見に付和雷同し、「どのカードが・・・」と適当に発言したり煽ったりすることは避けたほうが良いと思う。
そういったことを繰り返していると、自分でも気がつかないうちに他人や周りの評価を中心に動いてしまう人間になりかねない。
勿論、自分でしっかりと考えた末の意見だったらなんの問題もない。
最近で言えば、《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》での教訓は活かされているのだろうか?
コメント
後はウィザードが環境に多そうだけど、黒だったらハンデスで事足りるし、ヒムを打ちにくくなるから積みにくいわな
マーベリック流行んねーかなー
結局、四枚積みされることは少ないカードだと思うんだよねぇ・・・
デッキを選ぶし。
ターミネーターが言っているとおり、クリーチャーを呪文でバックアップ出来なくなるのは痛いと思うんだが。
最後の一文に感染の希望が込められている!
ですが、やっぱり使ってみないとわからないですよね!
つまり、自分で考えて採用して自分なりに評価するって大事ですよね~
今はオークションなど割と簡単に手放したり出来るからこそ、みな敏感なのかもしれません。
長文失礼しましたm(_ _)m
Magic the Gatheringをやる目的は確かにお金もあるかもしれませんが、「楽しむこと」を第一としてやっている人が多いと思います。
しかし、もっとも目にする感想が「高騰するからそろえろ」だの「安くなる」だのでは悲しいものですね。
一応ゴブリンにはいれる余地があるかと。
1ターン目のラッキーをFOWされないのはメリットじゃないですか?
少なくても完全否定できるメリットじゃないと思いますけど。
コメントどうもです。
文書がわかりにくいですが、完全否定をしているつもりはありません。
日記に書いているとおり、決して弱いカードではないと思っています。
ゴブリンにも入りうるでしょう。
事実、《魂の洞窟/Cavern of Souls》を入れたWelder MUDは(一度とはいえ)成果を残しました。
しかし、ここで問題にしているのは「ここまで騒がれるべきカードであるか?」ということです。
入るデッキには入りますが、決して汎用性が高いカードであるとは思えないのです。そのため、自分は日記に以上のように書きました。
ゴブリンに関しては次回の日記にでも書こうと思います。