単純に「強いカード」と言っても状況により価値が変化してしまうため、絶対的な評価は出来ない。
ちなみに、「勝ちを目的とした統率者戦」における自分の感想なので、異論は多々あるだろう。

では、個人的意見ながら各色一枚ずつ紹介。
尚、効果だけでなく、マナコストも考えての評価にしてある。

[白]

《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

わずか1マナで殆どのクリーチャーに対処できる。
更に、追放するため墓地に置かれた時の効果も誘発させないことも強い。
クリーチャー限定の性能と言えど、白いカードの代表としてふさわしいだろう。
統率者戦では、クリーチャーに頼った瞬殺コンボも多く見られる(ワールドゴージャーやハーミット等)ため、それらに対処可能である点も非常に魅力的だ。
前述のとおり、リアニメイトも許さない点がこのカードの評価を上げている。

[青]

《テレパシー/Telepathy》

カードの強さは、ヘイト値の上がり方にもある程度相関することは理解できると思う。
たった1マナでこれほどヘイト値が上がるカードは珍しい。
よく、「コンボスタート時にカウンターがあると存分に動ける」といったことを耳にするが、個人的には《テレパシー/Telepathy》でも良いと思う。
あからさますぎて使われていない感も否めないが、効果を考えれば青の中でも強力なカードとするに相応しいだろう。



[黒]

《Demonic Tutor》

序盤の土地事故から、後半での強力カードサーチまでなんでもそつなくこなす万能カード。
教示者と違い、トップに積む(=1ターンロスする可能性)がないため、非常に扱いやすい。
その軽さ故、序盤から使用でき、サーチしたカードを即座にアドバンテージに変換することも不可能ではない。
ソーサリーであることが難点であるが、それでも十分「強い」カードであろう。
どんな状況でも腐らない/解決策に成りえる優良カード。

[赤]

《Wheel of Fortune》

7枚ドローは非常に強烈だ。
このカードが赤の強力カードとしてここで取り上げられるのはは色の役割のせいもあるだろう。
なぜならば、赤にはドロー呪文が少ない。
他の全プレイヤーもドローをしてしまうが、自分が最もアドバンテージを得られるように唱えることは不可能ではないはずだ。
次点は《ギャンブル/Gamble》。トップデッキした時に腐る可能性があること、手札が少ないと使いにくい事から《Wheel of Fortune》に一歩譲ったが、強力なカードだ。

[緑]

《適者生存/Survival of the Fittest》

繰り返し使えるサーチカード。
繰り返し使えることは統率者戦では非常に重要なファクターである。その上、制限なしのクリーチャーサーチだ。
(サーチカードも統率者戦では役立つ)
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》が統率者戦で使用できないのはこのカードにも原因があるだろう。
不要なクリーチャーを有用なクリーチャーへと変換できるため、コンボデッキでなくても十分使用できる。
サーチカードとしても非常に優秀で、手札に入るためターンロスが少ない。
起動マナが軽く、複数回、しかもインスタントタイミングで使用できるという驚くべき性能。
次点は《森の知恵/Sylvan Library》。同じマナコストであるが、こちらの方が勝利に近づく場合が多いのが次点の理由。(ヘイト値も跳ね上がるが)



以上です。
ほかの意見はもちろあると思いますし、自分の意見を押し付ける気もありません。

コメント

タミネタ@スキジリの人
2012年5月20日9:54

俺はマナドレインが嫌い

だぁとら
2012年5月20日22:16

自分は白だと糾弾が嫌いです。統率者がデッキ下にいった時は絶望しました

MUD/STAX
2012年5月20日23:29

>>ターミネーター
《Mana Drain》は確かに攻防一体の強力カードだね。
統率者があると使うマナには困らないことが多いし。
何より、場合によるけど1対1とかの時は相対的なテンポアドバンテージがすさまじい。
スキジリ相手の時だとよく引く印象があるよ(笑)

>>だぁとらさん
コメントどうもです。
はじめまして。
いわゆる「殴りジェネラル」に対しては強力な対抗策ですね。
破壊されないクリーチャーに対する回答にもなってますし。
ただ、システムクリーチャーやコンボに対する対策カードとしては使いづらく、日記のような評価にしています。
効果自体は強力なものであると思いますよ。

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