グランプリ横浜のサイドイベント(Vintage)でZooが優勝したとか。
自分の日記を拝読していただいている方には、それが特に騒ぐことではないことをわかってもらえるだろう。
→意識的に前回の日記をグランプリの前にアップし、残していたのだが、どれだけ多くの方に読んでいただけたかはわからない。

前回の日記で、今のVintageでクリーチャーが重要なファクターになっていることは述べた。
→「2012 Bazaar of Moxen@Vintage 結果考察②(http://battlecruiser.diarynote.jp/201206192255598540/)」
→「2012 Bazaar of Moxen@Vintage 結果考察①(http://battlecruiser.diarynote.jp/201205232250577580/)」

そして、その中で
「実際Vintageでは《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に殴り殺されることも珍しくはないのだ」
とも書いた。
それほど、クリーチャーに対して対処ができないのだ。
これに関してはターミネーター(←ハンドルネーム)が的確に感想を言っている。
ちなみに彼はDredgeやBob Gushなら普通に回せる人物。
Vintageにおける《闇の腹心/Drak Confidant》によるビードダウンの強さも十分に理解している。
質問には再確認の意味があったのだろう。(後は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》がVintageに出現するかとか)


今回のグランプリ横浜はそのことを証明する形になった。

ちなみに、
「ZooがVintageで強いのか?」
と聞かれれば、自分の回答は以前書いた。
→「メタデッキ@Vintage(http://battlecruiser.diarynote.jp/201204052329532018/)」を参照されたい。


いつもグランプリをはじめとした大きい大会が終わった後、優勝デッキは分析され、賞賛や考察されることが多い。
その中でよく耳にするのが「カード選択が素晴らしい」だの、「環境にあっている」などという言葉だ。
はっきり言って、終わって結果を出したデッキに関してそういったことを言うのは簡単だ。
「実際に勝ったデッキ」なのだから。
言い換えれば、そういった推測や考察をしないで、ただ「結果」に対して意見をいうのは所謂「後出しじゃんけん」だ。

どのようなデッキが良いか、カードがいいのかを予め考察し、推測することが難しいのだ。
結果的に間違ってしまっても、自分の考えを書いている人と話したり、日記を読んだりするほうが、結果を出したデッキを付和雷同にほめちぎるひとの日記なんかよりよっぽど面白い。
個人的にはそいう人を応援したいし、そのような日記が増えると嬉しい。

事前の考察もなしに結果だけを見て、優勝デッキを賞賛したり分析する人は残念ながら少なからずいる。
もちろん、そういった人も必要だと思うが、結果を見て好きなこと、適当なことを言いっぱなしにする人があまりに多すぎると感じる。

コメント

くうご
2012年6月24日23:54

はじめまして!
勝手ながらリンクさせていただきました。
ヴィンテージ初心者で最近興味を持ち始めたので考察とても参考になります。

タミネタ@スキジリの人
2012年6月25日18:44

1キル2キルできるハンドって意外と多くないし、相手も何らかの妨害してくるからグダる時はグダるんだよな~

ただしドレッジ、サイド前のお前はダメだ(笑)

MUD/STAX
2012年6月25日23:42

>>くうごさん
ありがとうございます。
そう言っていただけると嬉しいです。
こちらからもリンク差し上げてよろしいでしょうか?

>>ターミネーター
実際、そうなんだよねぇ。
ちなみに、後半にトップデッキしたMoxenは本当に役に立たない・・・
ドレッジは許してやろうぜ(笑)

くうご
2012年7月1日1:34

返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
リンクですが大丈夫です。是非お願いします。

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