久しぶりの日記更新。

いわゆる「楽しみを目的とした統率者戦」では互いの力が拮抗するため、消耗戦、すなわちトップ勝負になることが多いように感じる。
また、なんだかんだでライフを狙う環境にあるため高パワー/タフネスのクリーチャーが活きる。
久しぶりに統率者戦をプレイしてみて自分の強いと感じたクリーチャーを集めたデッキでも十分に戦え、且つ楽しめる環境ではないのかと思った。

◆今回のハイライト
①《静刃の鬼/Silent-Blade Oni》が8体に分身し、他の対戦相手を撲殺
②開始5ターン目に《原初のうねり/Primal Surge》→通ってGG

また、最近パズドラなるものをかじってみました。
レベルが100未満なのに我慢できずゼウスに特攻→更に懲りずにヘラに・・・
両方何とか揃えましたが、かなり理不尽なゲームだと・・・

※以下の文章は個人的な意見です。
※違う考えを否定したりする意図は全くありません。

現在の統率者戦は所謂「勝ちを目的としたもの」と「楽しむことを目的としたもの」で分けられたりしており、統率者戦自体の方向性についても賛否両論である。
それで、よく話題に上がるのがプレイ時間。
稀に一卓2時間以上かかることもあるとかないとか・・・
時間がかかるマッチは「楽しむことを目的とした」統率者戦において起こることが多い気がする。
→むしろ、そうだと思う。
何故時間がかかるのか?
それは、結局のところ「何がしたいのかわからないデッキ」が多いことも一因であると思っているし、むしろプレイヤーにも問題があるのではないかと考えている。
リセットや除去ばかりを連発、妨害しかしてこない・・・などなど。
上記のようなプレイは確実に「楽しむことを目的とした」統率者戦の方が多くみられるのではないだろうか?
デッキがそのように構築されているのもそうだが、結局はデッキを操るプレイヤーがその原因を作っている。
デッキを作るのも、プレイするのもプレイヤーであるからだ。
なのに、そのようなプレイヤーに限って「デッキがさぁ・・・」とか、「勝ちを目的としている」のではなく、「楽しむことを目的にしているから」などと言っている。
そのような言葉が免罪符にでもなると思っているのだろうか?
「楽しむことを目的としている」のだったら、彼らの言う「楽しみ」とは、グダらせたり、妨害だけをしていることなのだろうか?
言い換えれば、そのようなプレイヤーはそのようなことをされて楽しいと感じていることになる。
→そういった性格はあまりに素晴らしすぎて自分には理解できないが・・・
中には、特別な理由もなく特定のプレイヤーだけを狙い撃ちすることしかしないプレイヤーもおり、理解に苦しむこともある。
逆に、狙い撃ちにして落としたりすると、非常に厄介な「口撃」がはじまることがしばしば。
たまに、1/1クリーチャーで殴っても文句を言うことも。狙い撃ちが目的でプレイしているのならば、自分がやられても文句は言うべきではないと思うのだが・・・

大会などでは、時間が決まっているため、そのようなプレイヤーがいる卓は大被害を被ることが避けられない。
商品が絡んできたりすると、更に厄介なことになる。
個人的にはそのようなことも考えてプレイしていただけると嬉しい。

ちなみに、今日は3人卓でプレイしたが、1時間程度で8戦くらいできた。
一つ一つは短かったが結構楽しめたと思う。

プレイしていて楽しいかどうかが統率者戦では大事な要素であるが、それは「勝ち」や「楽しみ」といったコンセプトやデッキよりも、プレイする人間による要素(構築やプレイング)も大きいのではないだろうか?

扱っているデッキがかなり増えてしまったので一度整理を。
尚、統率者(ジェネラル)がハイブリッドのデッキもるので、同時に掲載した。一番初めに表示されているものがもともとの統率者(ジェネラル)である。

《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》/《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》(伝説のエルドラージならなんでも可)
《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》/《サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc》/《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》
結構あることが判明した。
上の3つはヘイト値が比較的高く、最近使用する機会は少なくなってきているのが現状であるが、デッキに妥協案を入れるつもりは全くない。
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》は、使用しても起動はまず出来ないか、妨害に費やされることが多い。
《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》/《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》なんかはそもそも統率者(ジェネラル)が一回も唱えられずに終了させることが多々ある気がする。
こう見てみると、白が全く使われていない。
今度は白を含むデッキを制作したい。
Vintageのことも書かなければと思いつつ・・・
タイトル通り、《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を改修することに決定。
もともと、除去が10枚以上と長引かせやすいジェネラルであったので、いろいろと改良を。
完全にコンセプトを統一することに決定。
→勝ち手段はしっかりとある。

余ったパーツで《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》を作ることに。
しかし、どう考えても無限コンボを多数搭載する《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》の方が強いのだが・・・
《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》に撲殺されたり、《原初のうねり/Primal Surge》から《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》で勝利されたり、《墓所這い/Gravecrawler》でドレインされたりといろいろあった。
《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》がグダらせてしまった場面も一回あったが・・・
→これは完全に自分のプレイミスだ。

しかし、《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》に《外交特権/Diplomatic Immunity》はかなり強烈だった。
本人が警戒を持っているため殴りに行けず、他のメンバー共々手詰まりに近い状況に追いやられた。
全体除去か布告系しか効かない。
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》は初めから同じような感じだが、飛行という回避能力と警戒があると全くちがう。
特に、警戒は素晴らしく攻防一体の能力で殴りジェネラルに非常にマッチしている。
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》の場合はジェネラルを無視してライフレースを選択できたが、《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》の場合は彼女自身が壁になってしまうため、うかつに挑めない。

自分は《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》や《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を使用したがこれらでは散々だった。
他には、《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》そして《アーカム・ダグスン/Arcum Dagsson》も使用。
後者二名は流石というべきか、ちゃんと勝っていた。
墓地を経由しない即死(=勝ちにつながる)コンボを持っていることも二つのデッキの強みだろう。
→現に両者とも手札と戦場だけのコンボで勝っていた。

《雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster》は当初の自分の予想を上回り、非常に厄介に感じた。
→自分が持っている除去が少なかったのも原因かも知れない。
《原初のうねり/Primal Surge》デッキもなかなか。
案外決まるものだと感じた。
《練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder》は完成したのかだろうか。

統率者戦はいろいろなデッキがあって面白いと思う。
自分も無色デッキを作成中。

追伸:前回《Reality Twist》で壮絶に邪魔してしまった方々、申し訳ありませんでした(笑)
単純に「強いカード」と言っても状況により価値が変化してしまうため、絶対的な評価は出来ない。
ちなみに、「勝ちを目的とした統率者戦」における自分の感想なので、異論は多々あるだろう。

では、個人的意見ながら各色一枚ずつ紹介。
尚、効果だけでなく、マナコストも考えての評価にしてある。

[白]

《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

わずか1マナで殆どのクリーチャーに対処できる。
更に、追放するため墓地に置かれた時の効果も誘発させないことも強い。
クリーチャー限定の性能と言えど、白いカードの代表としてふさわしいだろう。
統率者戦では、クリーチャーに頼った瞬殺コンボも多く見られる(ワールドゴージャーやハーミット等)ため、それらに対処可能である点も非常に魅力的だ。
前述のとおり、リアニメイトも許さない点がこのカードの評価を上げている。

[青]

《テレパシー/Telepathy》

カードの強さは、ヘイト値の上がり方にもある程度相関することは理解できると思う。
たった1マナでこれほどヘイト値が上がるカードは珍しい。
よく、「コンボスタート時にカウンターがあると存分に動ける」といったことを耳にするが、個人的には《テレパシー/Telepathy》でも良いと思う。
あからさますぎて使われていない感も否めないが、効果を考えれば青の中でも強力なカードとするに相応しいだろう。



[黒]

《Demonic Tutor》

序盤の土地事故から、後半での強力カードサーチまでなんでもそつなくこなす万能カード。
教示者と違い、トップに積む(=1ターンロスする可能性)がないため、非常に扱いやすい。
その軽さ故、序盤から使用でき、サーチしたカードを即座にアドバンテージに変換することも不可能ではない。
ソーサリーであることが難点であるが、それでも十分「強い」カードであろう。
どんな状況でも腐らない/解決策に成りえる優良カード。

[赤]

《Wheel of Fortune》

7枚ドローは非常に強烈だ。
このカードが赤の強力カードとしてここで取り上げられるのはは色の役割のせいもあるだろう。
なぜならば、赤にはドロー呪文が少ない。
他の全プレイヤーもドローをしてしまうが、自分が最もアドバンテージを得られるように唱えることは不可能ではないはずだ。
次点は《ギャンブル/Gamble》。トップデッキした時に腐る可能性があること、手札が少ないと使いにくい事から《Wheel of Fortune》に一歩譲ったが、強力なカードだ。

[緑]

《適者生存/Survival of the Fittest》

繰り返し使えるサーチカード。
繰り返し使えることは統率者戦では非常に重要なファクターである。その上、制限なしのクリーチャーサーチだ。
(サーチカードも統率者戦では役立つ)
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》が統率者戦で使用できないのはこのカードにも原因があるだろう。
不要なクリーチャーを有用なクリーチャーへと変換できるため、コンボデッキでなくても十分使用できる。
サーチカードとしても非常に優秀で、手札に入るためターンロスが少ない。
起動マナが軽く、複数回、しかもインスタントタイミングで使用できるという驚くべき性能。
次点は《森の知恵/Sylvan Library》。同じマナコストであるが、こちらの方が勝利に近づく場合が多いのが次点の理由。(ヘイト値も跳ね上がるが)



以上です。
ほかの意見はもちろあると思いますし、自分の意見を押し付ける気もありません。
今回は二回程しかできなかったが思ったことをつらつらと書こうと思う。
(実は三回やってました一回目はラフィークがベルモマでGG)


やはり、勝利条件が「最後に残ったプレイヤー」のみにするのは・・・と感じた。
最もわかりやすく、納得しやすい条件の一つであることは確かだと思うし、自分も納得できる。
しかし、統率者戦では勝者が漁夫の利を狙ったプレイヤーになることが少なくない。
逆にいえば一番目立たないことをしたプレイヤーが勝ちやすいのだ。
もちろん、1対多数で蹴散らしていく場合もあるが、前者の方が多いと思う。

今日の場合、一戦目では

《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》@アラタさん
《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》@GTOさん
《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》
《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》
《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》@MUD
の組み合わせで、
《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》が《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》で勝利した。

だが、二戦目では

《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》@アラタさん
《死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper》@GTOさん
《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》
《練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder》@ボスさん
《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》@MUD

一番暴れたのは1ターンに90点近いダメージをばらまき、全員を瀕死に追いやった《死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper》。
その後、コンボ発動で、一時最も勝利に近かったのは《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》だろう。
そのコンボを《インフェルノ/Inferno》で妨害した《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》も実際に一人ではあるが葬る活躍をしていた。
ただ、《練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder》は《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》の被害者になってしまっていたが・・・
最終的には《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》が残ったが、内容では他のプレイヤーに圧倒されてしまっていたのは事実であると思う。
勝利条件が投票方式なら、候補にすらあがらないだろう。


多人数戦は、やはり難しい。
しかし、多人数ならではの楽しさもある。
それが統率者戦が人を引き付ける所以であると思う。
Primeval Titan / 原始のタイタン (4)(緑)(緑)
クリーチャー 巨人(Giant)
トランプル
原始のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、あなたはあなたのライブラリーから最大2枚までの土地カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直してもよい。
6/6


昔と比較して最近のクリーチャ―カードの性能の向上を示しているカードの一つ。
単純に土地2枚を直接サーチ、場に出すソーサリーと考えても十分な働きをする上に攻撃をするたびに誘発するとなると意味がわからない。
自分の周りでは採用者が多く、統率者戦をやっていると非常に見る機会が多い。
→自分もついに購入!(だが、残念ながら一円も使わないと決めた《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》には入らない)

近年、Magic:the Gatheringでは土地は重要なマナ基盤であるだけではなく、非常に強力な効果を持つ土地が登場しつつある。
多色のミシュラランドや《Maze of Ith》から始まり、《The Tabernacle at Pendrell Vale》等、用途も様々で非常に便利。
その中で強力だったのが《ウギンの目/Eye of the Ugin》。
《原始のタイタン/Primeval Titan》自体がもつマナ加速と非常にマッチしており、後続の息切れを防ぐ。
特に、伝説のエルドラージにつなげられることも少なくは無く、唱えられれば非常に大きなアドバンテージを確保できる。
ビードダウン系デッキの多くが直面する後半戦の手札が空になる、といった状況もこの土地があると楽になる場合が多い。

《原始のタイタン/Primeval Titan》を採用しているデッキには是非《ウギンの目/Eye of the Ugin》も採用を考えてもらいたい。
そして、この土地は後半戦では真っ先に警戒すべき土地であると思う。
ちなみに、自分はこの土地を始めとした強力な土地にいつでも対処できるよう、後半戦で土地破壊カードは適当に使わないように心がけている。

Vintageをやったあと、移動して統率者戦。
今回は《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》と《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》を使用。
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》に至っては今回が試運転であり、使用直前にスリーブにいれたため、ライブラリーが20cm以上。しかも、倒れる。

まずは《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
結果はともかく、内容がひどかった。
マッチの1/3近くは《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》が時間をとってしまっていた。
同じ卓に青がおり、妨害されたこともあったが、それでも、長引かせ過ぎたと思う。
ちなみに、序盤のカウンター合戦では《フォモーリのルーハン/Ruhan of the Fomori》にしてやられるという・・・
《フォモーリのルーハン/Ruhan of the Fomori》側がきちんとカウンターを構えており、感心した。
ちなみにこの《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》、実は統率者が役に立つことは非常に少ないデッキだった。
今回は非常に役に立ってくれたので「このジェネラルでよかった」とほぼ初めて思った。
これだけ重い統率者にもかかわらず、序盤集中攻撃されてライフが15とかにされていたが、これは周りが直感的に《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》の危険性を察知していたからだと思う。
その本能は凄い。

《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》では《サーボの網/Tsabo’s Web》で悪さをしたり、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を装備して一回ずつ殴っていったり。
比較的早い段階で脱落してしまったが、結構楽しかった。
対戦相手一人を敗北させるなら《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》に負けず劣らずの性能だろう。
→回避能力がないので相手が横に並んでしまうと《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》の方が良い場合が多い
自分は《原始のタイタン/Primeval Titan》を所持していない。
なので《ガイアの子/Child of Gaea》が好きなので使っていたが、「《原始のタイタン/Primeval Titan》のかわりに・・・」
と言ったら全員から総ツッコミ。
確かにそうだろう。
早く手に入れなくては・・・

最後に、《サーボの網/Tsabo’s Web》は非常に強烈なカードであると実感した。
単純に相手の土地が1枚アンタップしないだけでも2マナの土地破壊であるし、それが多色地形や伝説の土地である場合も少なくない。
普通に1ドローも出来るので腐ることはまず無い。
問題は自分にも効果が及んでしまうことだが、出して不利になるなら出さなければいいだけだ。
ぜひお試しあれ。
Decimate / 大量破壊 (2)(赤)(緑)
ソーサリー
アーティファクト1つと、クリーチャー1体と、エンチャント1つと、土地1つを対象とし、それらを破壊する。

《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》デッキで使用していて、結構強力だと感じる盤面が多く、お気に入りの1枚なので紹介。
1対多数交換が可能であり、特に1対1では唱えられれば形勢逆転も不可能ではない。
強力な点はアーティファクト1つと土地1つ、そしてクリーチャー1体を破壊できる点。
アーティファクト(特にマナ・アーティファクト)と土地を破壊することで、相手のマナ基盤を崩した上でクリーチャー1体(=ジェネラル)を除去できれば、ジェネラルに頼ったデッキは非常に大きな痛手となる。
ジェネラルが破壊されるならまだしも、マナ基盤が減らされるため、リキャストまで遅らされてしまう。

多人数戦においても、複数のキーカードを潰したりと大活躍。

最大の問題点はやはり唱えられるかどうか。
エンチャントが無いために唱えられないことが最も多いと感じる。
しかし、「勝ちを目的とした統率者戦」では、非常に強力なエンチャントが序盤から多数場に出ることも多々あるため、そういった環境ではさほど苦労はしない。
→それでも、ほかの呪文と比べて唱えにくいことには変わりはないが
《リスティックの研究/Rhystic Study》や《Mystic Remora》を余計なマナを支払うことなくアドンバンテージの損失無しに破壊できる数少ない呪文の内のひとつであろう。
《食物連鎖/Food Chain》、《適者生存/Survival of the Fittest》なんかも厄介極まりないエンチャントだ。

又、呪文の特徴ゆえ《結界師ズアー/Zur the Enchanter》には刺さることが多い。

アドバンテージを求める方にオススメの1枚。
先日統率者戦をやったのだが、《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》の《最後の賭け/Final Fortune》が大活躍していた。
奇襲効果がものすごい。

自分は《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》を使用したあとに《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を使用した。

自分の《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》のコンセプトは「ライフ(≠統率者ダメージ)を削って勝つ=通常ダメージで勝利する」デッキ。
動きとしては序盤は単体除去で凌ぎ、マナが伸びたら全体除去を連発、全員が消耗してきてライフが10点前後になったら1〜2回攻撃して終わらせる、というのが理想か。
単体除去が比較的多いデッキのため、相手がジェネラルに頼るデッキの場合、除去耐性の有無でかなり相性が違う。

速攻を持っているジェネラルなので、持っていないジェネラルよりはいくらかやり易い。
→《圧倒的武力/Overwhelming Forces》を二回唱えても全く余裕が無かったところを考えると、「この動きが最良か?」と問われれば首をかしげる部分も多い・・・

このデッキに合った動きを模索していきたい。

「攻撃は最大の防御」とはよく言ったもので、ライフが少ないとブロッカーが必要となる(=攻撃クリーチャーが減る)ので、間接的に自分のライフを守ることになる。
このため、警戒を持っているジェネラルは相手のライフを減らしつつ、守りも出来るので非常に強力だ。
実際、自分のデッキにも《Maze of Ith》を入れて《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》に擬似警戒を与えるようにしても良いと思っている。
特に、《Maze of Ith》はジェネラルが呪禁や被覆を持っていない限り、所謂「殴りジェネラル」は対処カードを引くまで沈黙せざるを得ず、厄介極まりない。
「殴りジェネラル」同士の対戦でも、役に立つだろう。

ジェネラルダメージと通常ダメージ、どちらで負ける機会が多いかと問われたら格段にどちらかが多いということはないのではないだろうか?
→勿論、「殴りジェネラル」が多い環境ではジェネラルダメージによる敗北/勝利が多いかもしれないが、こういった環境でも一撃で10点前後もっていく複数のジェネラルに一回ずつ殴られることで通常ダメージで敗北することは少なくない。
又、序盤の2/2クリーチャー等で削られるライフも決して無視はできない。

パワーが高いジェネラルはジェネラルダメージで倒す、印象が強いが通常ダメージでも勝てるところにこれらのジェネラルの強みがあると思う。
そして、「勝ちを目的とした統率者戦」の場合、序盤の小型クリーチャーの殴り合いにも細心の注意を払うべきであると思った。
その1点が勝敗を分けるかもしれないのだから。
統率者戦は各一枚ずつという性質上、サーチカードを使用するとどうしても時間がかかる傾向にある。
又、100枚という枚数の多さもサーチに費やす時間に拍車をかけている。

最もサーチされるカード、と言えば土地だろう。
単色デッキ以外はほぼ確実に積まれている。
勿論、単色デッキにもある。

よく、「サーチは早めに」と言われるが、デッキによってはそういったことが出来ないデッキも存在する。
例えば、《島/Island》2枚がアンタップ状態で(青)(青)が出せる場合、例えカウンターがなくても自分の直前のターン終了時に《神秘の教示者/Mystical Tutor》なりを唱えるのがセオリーだろう。
他の場合も有り得る。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》の起動に関しても然り。
しかし、これらの場合、時間がかかってしまう。
不用意なタイミングならまだしも、上記のような場合は「プレイとして適当」であることと、「時間制限に伴うゲーム進行から見た適正なプレイ」は同じ「適切なプレイ」とはならないだろう。

どちらを取るか。
これこそが「勝ちを目的とした統率者戦」と「楽しむことを目的とした統率者戦」の違いの一つに成り得ると思う。
自分なら「勝ちを目的とした統率者戦」ならば「プレイとして適当」である行動を取るだろうし、「楽しむことを目的とした統率者戦」なら時間制限に伴うゲーム進行から見た適正なプレイ」だ。

プレイング如何でその人がどういうスタンスでプレイしているか分かるのも統率者戦の面白いところでは無いだろうか?
統率者戦ではコミュニケーションも大切だが、相手のプレイングを観察することでこれからの展開を予想したり、より楽しむことができそうだ。
→なんの考えもなく、「とりあえず狙う」という行為はその人の思考や理解度も周囲に示す。

口では何とでも言えるが、プレイでまで誤魔化すのは至難の業。
「勝ちを目的としていますか?」という質問をする前に、相手の行動を見るのことも必要であると思う。

そして、「楽しむことを目的とした統率者戦」のために「勝ちを目的とした統率者戦」の人を潰すことは「楽しむことを目的とした統率者戦」なのだろうか?
果たして一緒にプレイする「勝ちを目的とした統率者戦」の人は楽しめるのだろうか?
→しかし、危ない時はしっかり集中砲火をすることも大切。

「楽しむことを目的とした統率者戦」は「勝ちを目的とした統率者戦」よりも難しいと思う。
1グループ目
《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu》
《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》@寿司屋さん
《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》@大性霊童の大ボスさん
《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》@MUD

案の定と言うべきか、《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》が集中砲火。
所謂「有名どころのジェネラル」はこうなってしまう運命なのか・・・
《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》も加減が難しいジェネラルで、出たらまず狙われてしまう。
又、周りにあわせてプレイしていると、コンボを決められなくなったりする場合も出てきてしまうのだろう。
個人的には《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu》が場を引っかき回していたイメージか。
《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu》は殺意が高いデッキで、非常にアグレッシブだった。
《弧炎撒き/Arc-Slogger》も良い仕事をしていた。
《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》は一回暴れられたものの、その後はおとなしくしていた。
「?」と思ったら謎の土地事故。
加えて、《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》の全体除去の被害をモロに食らってしまっていた。
ともあれ、みんなちゃんと勝っていた。

《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》もあそこまで集中砲火を食らうと厳しいものがあると思う。
そう思いながら《砂漠の竜巻/Desert Twister》を唱えてしまった自分もいますが・・・スミマセン
前述の通り、加減が難しく狙われやすいジェネラルは周りの環境次第ではジェネラルを変更するのもアリかもしれない。
→個人的な意見としては、「勝ちを目的としたジェネラル」もそうでない環境で楽しめると思っているが。

2グループ目
《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》
《死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper》@GTOさん
《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》@大性霊童の大ボスさん
《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》@MUD

ジャンドが沢山!な組み合わせ。
今回は《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》が最終的には40/40を超える意味不明な自体が発生。勿論、被害者は出ていました。
他にも、《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》に自分の《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》と《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》(大性霊童の大ボスさんのクリーチャー)が奪われて大ピンチになったり。
《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》のクリーチャーはいろんなところに出張していた。
《死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper》の最後の《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》との刺し違えも見事だった。

自分は初めて《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を使用したが、俗に言う「殴りジェネラル」の大変さも少しは分かったと思う。
ちなみに、デッキの中には無限の類は一切入っていない。
《歯と爪/Tooth and Nail》も抜いた。

いつもとは違う色のジェネラルを使い、狙われ方や立ち回り方の違いについてよく考えさせられた。
→尤も、普段が青単のジェネラルということもあると思う。

たまには他のジェネラルを使うのも新たな発見があって楽しいと感じた。
ターミネーターに付き合ってもらって少しテストをしてみた。
一対一で、相手は《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
途中で重大な用事があることを忘れてしまっていたため急遽中断することになり、数回しか試せなかったが今のところの使用感としては

①序盤から積極的に使うべき能力ではない
②効果自体は強力。入れる価値が無いとは言い切れない

以上のような感じだろうか。
予め予測できた結論とは言え、個人的にはこういったことはしっかり試すことが必要だと思う。
予測とは違う結果になることも多々あるだろうし、理論だけでカードの評価は出来ないだろう。

以下に理由を。

①序盤から積極的に使うべき能力ではない
強引に《Transmute Artifact》からサーチして使ってみたが、⑤マナはやはり重い。
起動コストを支払ってしまうと、全く動けない。
目安は7マナ以上確保できた後が目安だろうか。
加えて、強力なカードが出た場合ヘイト値が非常に高くなる。
唱えなければいいだけの話になるが、狙われる口実になるのは避けられないだろう。

②効果自体は強力。入れる価値は無いとは言い切れない
無理やり起動した時に感じたのは、ただ単に効果が「強力である」ということ。
実際、5マナの時から起動し続けたのだが、最終的には10マナまで出せるようになっていた。
土地が捲れた場合も、次のターンから動きやすくなる。

また、グダった時にはどうなるかを確かめようとしたのだが、そこは《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》。
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》が4ターン目に出てきて撲殺されたり、普通に殴り切られて無理だった。
《ダークスティールの溶鉱炉/Darksteel Forge》でブロッカー作って長引かせようとしても《Archon of Justice / 正義の執政官》でリムーブされたり・・・
申し訳なかったが、こちらの事情で急遽終了。

自分としては、手札が空になり、除去やドローが滞るような終盤戦ではフィニッシャーにも成り得ると思っている。
実は《取り憑かれた扉/Possessed Portal》と非常に相性が良い。

結果を出すにはまだ早いだろう。
「《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》でアドバンテージを得るカードを・・・」という発想から思いついたカード。
実際の使い心地はまだ分からないが、基本的にそこまで相性が悪いカードだとは思わない。

自分の《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》はその特性上、コントロールの形を取ることが多く、長期戦も必至。
毎ターン1枚のカードアドバンテージを確保してくれるこのカードは貴重だと思う。
《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》でも良いかもしれないが、このカードの場合、起動と唱えるのでマナが必要になり、どうしても唱えるためのターンロスが発生してしまうことが多い。
シャッフルをするカードの例に漏れず、地味に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》とも相性がいい。

土地が出ても、マナ加速兼デッキ圧縮はできる。
トップデッキ勝負になったとき、実質チャンスを二倍にできる。

最大の弱点としては起動の⑤マナだろう。
全体的に重いカードが多い《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》では、ランダム性はそこまで問題とならないと思う。

問題はそこまで生きていられるかどうか・・・
とにかく、使ってみなければ分からない。
実質的に同じマナ域に《記憶の壺/Memory Jar》があるので厳しいのだろうか。
よく検討してみたい。
シールド戦で強いプールだったのにターミネーターに一泡吹かせられてからLegacy、そして大群マジックをやることに。
今回は
《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》@ターミネーター
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》@MUD
の2人。
このセリフ、書くのが何回目かわからないけど、優秀なチームメイトを持つといいですね。

初回は3ターンでやったものの、全く歯が立たず。
二回目は4ターンの猶予をもらうことに・・・
大群側はクリーチャー全部がスピリット(=飛行持ち)という製作者の殺意が見える構成。

ゲームを通して《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》が攻守に渡り八面六臂の大活躍。
まさに一騎当千、獅子奮迅の文字通りに奮闘し、戦線を支える。
攻撃もこなした上で、《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》でブロックに回ったり。
序盤では《強行軍/Forced March》で全体除去をしたり、完全に1対1に近い状況をこらえる。
→《強行軍/Forced March》は強かったね。本当に。
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》はいつも通り観戦。

中盤から終盤になり、それでも耐え切れなくなってやっと《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》がなんとか展開。
《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》がほぼ一人でよくもまぁここまでこらえたと思う。
現実の世界だったら、きっと《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》はボロボロだったろう。

《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》もこの頑張りを無駄にはできないとカウンターで《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》を守ったり、即死呪文を遅らせることに成功。
加えて、《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》や《忘却石/Oblivion Stone》を連発。
これはひどい。
→《ダークスティールの溶鉱炉/Darksteel Forge》は禁止。それでも、十分に凶悪でした。

結果的に2回しか《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》の能力は起動していない。
(しかも一回は《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》に対して)

その間に《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》が殴ってくれて、なんとか勝ちましたとさ。

結論から言えば、まず勝てない。
運が良かっただけ。
三人でも無理じゃないだろうか。

ゲームマスターの方、ありがとうございました。
ターミネーターもお疲れ様。
どう扱うのか。
ルール上は 《束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade》はどのデッキにでも入る。→入りません


ジェネラルには勿論、出来ない。

久々に。
メンバーは
《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》@大性霊童の王ボスさん
《霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker》@GTOさん
《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》@ターミネーター
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》@MUD

前回と同じく、メンバーが優秀だと良いですね。
予め禁止にしておいてよかったと思ったのが、《憎悪/Hatred》
《汚れた一撃/Tainted Strike》でお手軽ゲームエンド。
《汚れた一撃/Tainted Strike》に関してはターミネータが発見した《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》におけるベストカードの内の一枚に入ると思っている。
腐る場面が少ない好カード。

《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》は今回も見物客。
サポートはGTOさん、除去はターミネーターがやってしまうし、他の三人の攻撃力も高すぎる。
二桁ダメージなんて当たり前。

メンバーを脇目に《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》の忠誠度をひたすら高めたり。
→無限コンボ禁止
一番活躍したのは《Forcefield》かもしれない・・・

それよりも、「《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》育成ゲーム」になっていなかっただろうか?
GTOさんとは相性が非常に良いし・・・(笑)
みんな喜んでクリーチャーを生贄に捧げていた気がする。
大群マジックの名前通り、相手も沢山墓地に落ちるのでそれでもデカくなる。

今回のような構成の場合、大群側は全体除去の枚数が多過ぎると逆に不利になってしまうだろう。
実際、相手の除去で救われた面が多々あったように感じる。
→これは難しいところだが・・・

結論から言えば、大群マジックは
「みんなが殴るより、ちゃんとポジションを決めて行動するほうが強い」
と言えると思う。

そのあとは統率者戦。
自分は5ターン目に離脱してしまったが、結局勝敗がついたのは15ターン目の《死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper》の無限ダメージコンボ。
またまた《血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided》と《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》が活躍していた・・・
一応、《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》も作ったので使えるものは無いかと探していたところ見つかったものがコレ。

Rayne, Academy Chancellor / アカデミーの事務局長レイン (2)(青)

伝説のクリーチャー  人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたかあなたがコントロールするパーマネント1つが対戦相手1人がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。アカデミーの事務局長レインがエンチャントされている場合、あなたはさらにカードを1枚引いてもよい。

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Legacyではあまり強力な能力ではないが、多人数戦という統率者戦の特徴に非常にマッチした能力であると思う。
自身がウィザードである点もポイントが高い。
又、能力の割には軽い。
パーマネントに対して適応され、誘発型能力でマナいらず。
全体除去で無い限りはほぼ確実にアドバンテージを叩き出してくれる。
問題は個別エンチャント(オーラ)が一枚も入っていない点だが、そこまでしなくても十分なのでは無いだろうか。
ひょっとしたら、《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》以外のデッキにも入るかもしれない。
単体で全く仕事をしないのが非常に残念・・・
もう騒がれているようだが、上記のコンボ、《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》がジェネラルの場合は実質一枚コンボ。
色が黒いのでサーチやらを使えば比較的簡単に揃うのではないだろうか。
黒故に墓地から釣ることもできる。
墓地のクリーチャーを出せる新しい土地も・・・→これはガセの可能性ありbyターミネーター

ジェネラルと特定のカード1枚でゲームが決まるコンボは統率者戦でも非常に稀だろう。
そして、単純ながら強力だ。

《ペンタバス/Pentavus》と《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》なら2/2飛行が無限に出てくる。この場合、無色無限マナも発生。

コンボは形成しないものの、任意に+1/+1カウンターを取り除けるクリーチャーならなんでもいい。

個人的には結構期待している。

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